新興国および途上国の経済成長や人口増加などを受け、今後も世界的に資源需要が高まる見込みです。持続可能な開発を実現し、発展を続けるためには資源効率性の改善が必要です。一方、現在の生産と消費パターンの見直しも求められており、近年、プラスチック、特に海洋プラスチックごみによる環境影響に大きな注目が集まっています。海洋を含めた環境中へのプラスチック排出を防ぐためには、陸上での処理やリサイクルなどを適切な管理のもと行う必要があります。資源効率性や循環経済ないし循環型社会、3R(Reduce, Reuse, Recycle)の推進がきわめて重要であり、各国が協調して行動することが不可欠です。
本年6月に開催されたG20軽井沢大臣会合では、海洋プラスチックごみ削減に向けた初の国際枠組みとして「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」が採択され、続くG20大阪サミットでは、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」に各国首脳が合意しました。各国は、これらに基づき、自国の政策や状況、アプローチの報告と実践、そして積極的な情報共有を通じたG20海洋ごみ行動計画の効果的な実施、取り組み拡大を行うこととなります。
本公開シンポジウムでは、G20における海洋プラスチックごみに関する議論の報告や対策の紹介とあわせて、国際機関や民間からも、個別の取り組みや「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向けた課題や、官民連携を含めて求められる政策・対策・ビジネスモデルなどについて議論します。
また同シンポジウムに加えて、10日(木)には、循環経済とファイナンスに関する日・ EU共催ワークショップが開催されます。11日(金)には、持続可能な社会の実現に向けた G20 ワークショップ が開催され、循環経済の実現やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を循環材として活用していくための課題解決策について議論を行う予定です。ワークショップの詳細は下記プログラムをご覧ください。
イベントの詳細
国連大学 ウ・タント国際会議場 アクセス
東京都渋谷区神宮前5-53-70
環境省
水・大気環境局 水環境課 直通:03-5521-8306
環境再生・資源循環局 総務課 循環型社会推進室 直通:03-5521-8336
発表資料
10月9日(水) G20資源効率性対話・G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組フォローアップ会合 公開シンポジウム
海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた英知の結集
モデレーター: 竹本 和彦 国連大学サステイナビリティ高等研究所所長
| 10:00-10:05 | 開会挨拶 | 環境省 |
| 10:05-10:20 | G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合の結果報告 小野 洋 環境省 水・大気環境局長 |
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| 10:20-10:30 | 海洋プラスチックごみ対策技術の紹介 経済産業省(調整中) |
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| 10:30-10:40 | フォトセッション | |
| 10:40-11:55 | パネルディスカッション「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向けて | |
| ヘイディ・サヴェリ 海洋ごみグローバル行動プログラム エコシステム部 国連環境計画 プログラムオフィサー | ||
| シャドゥール・アグラワラ OECD環境局環境経済 統合課長 | ||
| 日本財団 (調整中) | ||
| 越智 仁 株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役 兼 代表執行役社長 Alliance to End Plastic Waste (AEPW) | ||
| 川端 エリック テラサイクルジャパン合同会社 アジア太平洋地域ゼネラルマネージャー | ||
| 11:55-12:00 | 閉会挨拶 | |
10月10日(木) 循環経済とファイナンスに関する日・ EU 共催ワークショップ
| 09:00 - 09:30 | 受付 | |
| 09:30 – 12:30 | 開会挨拶 | 上田康治 環境省 大臣官房審議官 |
| EU(調整中) | ||
| プレゼンテーション | 梶原成元 公益財団法人廃棄物・3R研究財団 理事長 | |
| EU(調整中) | ||
| パネルディスカッション | ||
| 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)(調整中) | ||
| FinanCE (調整中) | ||
| 河口 真理子 株式会社大和総研 研究主幹 (調整中) | ||
| 松原 稔 りそな銀行 アセットマネジメント部 (調整中) | ||
| アジア開発銀行(調整中) | ||
| 産業界 (例. 欧州リサイクル産業連盟,スエズ・エンバイロメント) (調整中) | ||
10月11日(金) 持続可能な社会の実現に向けた G20 ワークショップ
| 09:00 - 09:30 | 受付 | |
| 09:30 - 12:30 | 開会挨拶 | 経済産業省 信谷 和重 産業技術環境局 大臣官房審議官(環境問題担当) |
| 基調講演 | 細田衛士 中部大学 経営情報学部 教授 | |
| プレゼンテーション | ラファエル・アビリア-ドミゲス、エアバスSE 熱硬化性材料とテクノロジー責任者 | |
| 上野 紀幸 トヨタ自動車株式会社 モノづくり開発・PJT推進部 企画統括室 主査 | ||
| パネルディスカッション | ||
| ファシリテーター: 加茂 徹 国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST) 環境管理研究部門 資源精製化学研究グループ 招聘研究員 |
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| 北條 正樹 京都大学 工学研究科(機械理工学)教授 | ||
| ラファエル・アビリア-ドミゲス、ヘッド、熱硬化性材料とテクノロジー、エアバスSE | ||
| 上野 紀幸 トヨタ自動車株式会社 モノづくり開発・PJT推進部 企画統括室 主査 | ||
| 板津秀人 カーボンファイバーリサイクル工業株式会社 代表取締役社長 | ||
| その他(調整中) | ||
| 質疑応答 | ||